爪水虫に対しては塗り薬では不十分なことが多く、飲み薬が効果的です。飲み薬は1 週間飲んで3 週間休薬することを3、4 ヶ月、または毎日半年間飲み続ける方法があります。飲み薬による副作用をモニタリングしながら、注意深く治療を進めるため、飲み薬を飲む前、飲み始めてから何回か採血検査を行います。これは一般的な保険治療です。
しかし、肝臓や腎臓の悪い方、妊娠中、妊娠の可能性がある方、重い貧血の方などは、飲み薬の治療は出来ません。そのような方には、水虫のレーザー治療をおすすめしています。
レーザーでの水虫治療を希望される方々はもちろんですが、肝機能障害、腎機能障害、貧血があったり薬が合わないなど、一般的皮膚科の治療が困難な方や、採血検査に抵抗がある方、なかなか通院が出来ない方にとっても、新たな選択肢としておすすめします。
レーザーによる爪水虫の治療は、2010 年のアメリカ皮膚科学会、2011 年5月の世界皮膚科学会でも注目を集めている治療法です。
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水虫にかかると、水ぶくれや赤みが現れたりジクジクと湿った皮膚になり、強いかゆみを伴ったり、時間がたつと足の裏の皮膚が硬く厚くなる変化(角質化)が見られます。
治療方法は、一般的には塗り薬を使用します。角質化が強い場合は飲み薬を使用する場合もあります。治ったと思って塗り薬を早い時期に止めてしまうと、すぐに再発してしまうことも多く、根気良く治療を続ける必要があります。また、家族に移さないように、足拭きマットやタオルの共用を中断するなど、家族との連携も大切な治療のステップです。